製品情報

パリコレクションから航空産業まで

これまでの技術開発への取り組み姿勢

常に時代の潮流を捉える松文の技術

 当社の技術は、絹織物時代から、ナイロン糸等の新たなポリエステル糸の量産化により「合繊ラッシュ時代」の潮流に技術をあわせ、新素材を開発してきました。
  その中でも仮撚により加工された糸は多用性に富み、特性豊かなポリエステル糸に最も適しており、仮撚加工された糸は「伸縮性」や「かさ高糸」となり、毛糸や綿、生糸、麻糸など天然繊維に似た素材を多種多用につくる事が可能になり、従来の裏地や薄地主体から新たな表地(外衣用織物)の生産を可能にしました。
  この様な用途の変更により、ファッション衣料分野への関心を高め、その研究開発に注力するようになりました。
  この加工糸製造設備は、従来のイタリー式撚糸機より高額なことや、工場は完全な温湿度調整のできる設備が必要とあって、これを手がける企業が少なかったことが現在の技術開発蓄積にもつながっています。
  一般機業は、この加工糸の支給を受け、織る作業を受け持っていました。
  一方、織機の分野では、従来の杼(シャットル)による緯糸挿入方式にかえて、無杼織機(ウォーター・ジェット/エアー・ジェット)、グリッパー織機、レピア織機と革新織機の導入も進め、製織技術の蓄積につとめました。

 昭和40年代は高度経済成長にふさわしく、原糸素材や製品の変化、そして機械設備の革新がめざましく、業況は新製品の洪水と量産化の時代に突入しましたが、「織物業構造改善事業」に参画し、経営と管理、技術、販売、開発に至るまで、適応する運営を行ない企業体質の改善、近代化と合理化を実施し、労働集約型企業から装備率の高い資本集約型企業にシフトし競争力をもつ企業体質に変化させてきました。
  また、米国の繊維品輸入規制、ドル・ショックにつぐオイル・ショックを迎えて史上最悪の不況に遭遇した時でも、「量よりは質、良いものを安く」と、相予盾する原理を追求し続け、川上と川下における業者との強い連係、企画力、技術力の充実、作業の多能化、効率高い管理(TWI[Training Within Industry for Supervisor]、QC[Quality Control]、ZD[ZeroDefects]などの活動を導入)などの体制づくりを図りました。
  その結果、製品の多くは衣料をはじめ、産業用資材を含め、きわめて幅広く、しかも最も価値ある製品として国内をはじめ、世界の人たちから絶賛されています。

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